ヴージョ(Vougeot)

ヴージョ村(Vougeot)は、ブルゴーニュ地方、コート・ド・ニュイ地区にあるワイン生産地である。村の約80%が特級畑「クロ・ド・ヴージョ」で占められる。

コミュナル(村名ワイン)

コミュナル(村名)のA.O.C(原産地呼称ワイン)は、赤と白が認められている。

コミュナル(村名ワイン)ワインタイプ
ヴージョ
Vougeot
赤・白

プルミエ・クリュ(第一級格付け)

ヴージョには4つのプルミエ・クリュがある。ラベルには「村名+(第一級)畑名」のように記載される。

プルミエ・クリュ
Vougeot Premier Cru
(1er Cru)
(赤・白)
Les Petits Vougeots
レ・プティ・ヴージョ
Le Clos Blanc
ル・クロ・ブラン
Les Cras
レ・クラ
Clos de la Perriere
クロ・ド・ラペリエール
合計(4)

グラン・クリュ(特級格付け畑)

ヴージョ村と言えば、特級「クロ・ド・ヴージョ」である。この村唯一のグラン・クリュ畑であると共に、この村の約80%を占める規模を誇る。タイプは赤ワインのみ。

グラン・クリュ
Grand Cru
(赤のみ)
クロ・ド・ヴージョ
(Clos de Vougeot)

「クロ・ド・ヴージョ」は、敷地面積約50ha以上を誇り、所有者が多岐にわたる。所有者の区画によって地層や日当たりも異なっており、ワインの個性、品質も様々である。より良い「クロ・ド・ヴージョ」に出会うためには、生産者の見極めが重要である。