ドニ・モルテ(Denis MORTET)|ブルゴーニュ

ドニ・モルテは、フランス・ブルゴーニュ地方のジュヴレ・シャンベルタン村に本拠地を置くドメーヌです。現在は故ドゥニ・モルテの長男アルノー・モルテ氏が、2006年よりドメーヌを引き継いでいます。

ワイナリーについて

現当主のアルノー氏は、13歳の頃からすでに父の手伝いをしており、その後メオ・カミュゼ、ドメーヌ・ルフレーヴといった名門ドメーヌで研修経験を積んできました。2000年以降、当ドメーヌでフルタイムで働きはじめ、2006年に若干24歳の若さでドメーヌを引き継いでいます。

父の時代のドメーヌのワインは、いかにもジュヴレ・シャンベルタンらしい、強い抽出と凝縮感を持つパワフルなワインでしたが、アルノー氏の代になり意図的にピジャージュの頻度を減らすなどして、より洗練されたフィネスを感じられるワインが造られるようになっています。

また、アルノー氏はマルサネやフィサンなどコート・ド・ニュイ北部のアペラシオンに関心を寄せ、この地域の畑を増やしており、ジュヴレ・シャンベルタンに比べやや手頃価格で手に入る品質の高いワインも造られています。