シャンパンをはじめとするスパークリングワインは、コルクスクリューを使わずに素手で開栓しましょう。
F1の表彰台やMLBのシャンパンファイトなどでは「ポンッ!」とコルクを飛ばして場を盛り上げていますが、レストランやご自宅では電球や窓ガラスに当たる危険性がありますので控えましょう。スパークリングワインは、なるべく音を立てないようして開けるのが正しい開け方です。
下記からは、スパークリングワインの正しい開け方について、3つの手順をご紹介します。
手順 その1
キャップシールを剥がします。ソムリエナイフ等で軽く切れ込みを入れて、あとは手で剥がします。
手順 その2
針金をゆるめます。この際、親指でコルクを上からしっかり抑えます。温かい場所で保存されていた場合などは、瓶の中でガスが膨張して、針金を緩めただけでコルクが飛び出す恐れがあるためです。
手順 その3
ここが重要ポイントです。左手の親指でコルクをしっかり抑えた状態で、右手で瓶の底を持ち、ゆっくりと回転させながら、ねじるようにしてコルクを緩めていきます。右手左手どちらでもかまいませんが、右利きの場合は右手で瓶底を持った方が力を加えやすいです。
無事に開栓
ガス圧でどんどんコルクが上昇してきて、最後は「プシュ!」という音と共に、コルクが手の中に収まった状態で開栓できます。開栓の直後は泡が立ちやすいので、10秒程度は瓶を斜めにしてワインを落ち着かせてから注ぐと更にスマートです。
一度コツを掴んでしまえばスティルワインより簡単です。ぜひチャレンジしてみて下さい!