フランスワインの知っておきたい10大産

フランスは、ワインの品質、生産量とも世界トップクラスの生産国と知られています。日本とさほど変わらない国土面積ながらも、平地が多く広い範囲でブドウが栽培され、多様な気候帯が入り混じっている事から、一口にフランスワインと言っても様々なテイストのワインが作られています。

2大生産地としてブルゴーニュ地方とボルドー地方が知られますが、フランスワインの代表的な生産地として、大きく10地域に分ける事ができます。

主要生産地

特に有名なのはボルドー地方とブルゴーニュ地方。両者は合わせてフランスワインの2大生産地と言われます。また、世界の祝典に欠かせないシャンパーニュも忘れてはなりません。下記からは、これらを含めたフランスワインを知る上で抑えておきたい10の生産地をご紹介します。

①ボルドー地方

フランスを代表する2大生産地の1つ。カベルネ・ソーヴィニョンやメルローを主体としたフルボディの赤ワインの他、極甘口の貴腐ワインも有名です。

②ブルゴーニュ地方

フランスを代表する2大生産地の1つ。赤はピノ・ノワール、白はシャルドネの単一品種からエレガントなスタイルのワインが作られます。

③シャンパーニュ地方

スパークリングワインの代名詞ともなっている生産地。この地方で伝統的な製法で作られたものだけが「シャンパーニュ」を名乗る事ができます。

④ローヌ地方(コート・デュ・ローヌ)

ローヌ川流域に南北に広がる生産地。赤はシラーやグルナッシュ。白はヴィオニエやマルサンヌ、ルーサンヌなどの品種から様々なワインが作られます。

⑤ロワール地方(ヴァル・ド・ロワール)

ロワール川流域に東西に広がる生産地。赤はカベルネ・フラン、白はシュナン・ブランやソーヴィニョン・ブランなど。高級ワインは少ないですが、多様なテロワールから赤、白、ロゼ、スパークリングなど様々なワインが作られます。

⑥アルザス地方

ヴォージュ山脈の東、ドイツとの国境に位置する生産地。かつてはドイツ領だったこともあり、ワイン文化もドイツの影響を強く受けています。生産量は白ワインの方が圧倒的です。

⑦ラングドック・ルーション

南フランスの生産地。カジュアルワインの一大生産地ですが、近年は品質向上に取り組む生産者も増えています。

⑧プロヴァンス・コルス(コルシカ島)

比較的温暖なプロヴァンスはロゼワインの一大生産地として知られます。古代ローマ時代に最初にフランスでワイン作りが始まった地域でもあります。コルシカ島ではイタリアの地場品種などが栽培されています。

⑨南西地方

古くはボルドーにワインを大量供給していた地域。ロット川流域のカオール地区では「タナ(マルベック)」を使ったワインがその色の濃さから黒ワインとも呼ばれます。

⑩ジュラ・サヴォワ地方

フランス版シェリーとも言える「ヴァン・ジョーヌ」や陰干ししたブドウから作る「ヴァン・パイユ(藁ワイン)」が知られます。

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