シャンパーニュの年代表記について(ミレジメとノンミレジメ)

シャンパーニュは、品質を安定させるために基本的には複数の年代で仕込まれた原種(ベースワイン)をブレンドして作られます。ベースワインは通常は2年〜数年程度を貯蔵され、フレッシュな味わいを重視するものほど年代の新しいワインの比率が多く、コクや深い味わいを重視するものほど古いワインの比率が高くなります。

原種は各ブドウ品種や場合によっては畑の区画ごとに別々に貯蔵されており、これらをロスを作らずうまく調合しながら、メーカーが意図するイメージにあったワインを作り出す作業は非常に複雑です。メーカーやブレンダーの能力が試される行程でもあります。

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ミレジメとノンミレジメ

このようにして複数の年代のワインをブレンドして作られたシャンパーニュは「ノンミレジメ」または「ノン・ヴィンテージ」とラベルに記載されます。これらの商品は瓶詰めから出荷まで最低15ヶ月以上の熟成が義務付けられています。

一方で、作柄が良かった年のみのブドウで作る、特別なシャンパーニュもあります。これらは「ミレジメ」と呼ばれ、一般的には各メーカーの高級ラインナップの商品として売りだされます。これらの商品は瓶詰めから出荷まで最低3年以上の熟成が義務付けられています。

Non Millesime
ノンミレジメ
複数年のベースワインをブレンドして作る基本的なシャンパーニュ。ラベルには「N.V(ノン・ヴィンテージ)と記載されることもある。瓶詰めから出荷まで最低15ヶ月以上の熟成が義務付けられています。
Millesime
ミレジメ
単一年のワインだけで作るシャンパーニュ。良質なブドウが収穫できた年のみに作るもの、あるいは上級クラスのシャンパーニュで多く採用される。ラベルにはブドウの収穫年が記載される。瓶詰めから出荷まで最低3年以上の熟成が義務付けられています。

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