クロ・ド・ヴージョ(Clos de Vougeot)は、フランス・ブルゴーニュ地方のヴージョ村にあるグラン・クリュ(特級畑格付け畑)であり、この畑から収穫されたブドウ(ピノ・ノワール)で作るワイン銘柄です。
所有者の数 | 83人 |
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畑の面積 | 50.59ha |
畑の所在地 | ヴージョ村 |
ワインのタイプ | 赤ワイン |
特級「クロ・ド・ヴージョ」はヴージョ村の約80%を占めており、面積50haにも及ぶ非常に広いです。コート・ド・ニュイのグラン・クリュの中で最大の面積を誇りますが、畑の所有者が83人にも及ぶこと、区画によってテロワールが異なることから、品質にバラつきがあることも特徴です。
畑の区画や生産者の力量によっては、とても特級とは思えない平凡なワインに当ってしまうこともありますので注意が必要です。良質なクロ・ド・ヴージョを味わうためには、まずは信頼できる生産者と出会うことが大切です。
「クロ・ド・ヴージョ」と「クロ・ヴージョ」の違い
ワインによっては「クロ・ド・ヴージョ」または「クロ・ヴージョ」のように記載されることがあります。両者の違いは、昔から所有している区画という意味で「クロ・ド・ヴージョ」と記載するとも言われています。