ワインの基礎知識

ワインの基礎知識

ポマール(Pommard)

ポマール(Pommard)はフランス、ブルゴーニュ地方、コート・ド・ボーヌ地区にあるワイン生産地です。ヴォルネイとともに、A.O.Cは赤ワインのみが認められています。グランクリュはありませんが、プルミエクリュが多く、その品質も一定の評価を得ています。 コミュナル(村名ワイン) ポマールの村を挟んで北側と南側にブドウ畑が広がります。コミュナル(...
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南アフリカワインの主要ブドウ品種

南アフリカでは元々干しブドウなどの食用ブドウの生産が行われてきました。固有品種も多く栽培されていますが、ワイン作りに関しては、ヨーロッパから技術移転がなされたこともあり、フランス系品種が中心に栽培されています。 主要ブドウ品種 黒ブドウ カベルネ・ソーヴィニョン シラー ピノ・タージュ メルロー ピノ・ノワールなど 白ブド...
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北米ブドウ品種とフィロキセラ

ブドウ根に寄生するアブラムシ「フィロキセラ」は、1873年最初にカリフォルニア州のソノマで発見されました。このフィロキセラが19世紀後半にヨーロッパで猛威をふるい、多くのブドウ畑を壊滅寸前まで追い詰めました。 抵抗力のない欧州系品種に寄生してブドウ木を枯死させてしまうフィロキセラですが、抵抗力のある北米系品種を台木にした接木苗の開発により、一度はその...
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ワインの添加物 亜硫酸塩(二酸化硫黄)について

ワインの醸造過程において、酸化防止剤として使われる添加物に「二酸化硫黄」があります。二酸化硫黄は化学式では「SO2」と書き、たいていはワインラベルの裏側に「亜硫酸塩」と記載されます。 昔はよく「ワインを飲むと頭痛がする」「亜硫酸塩が原因」などと噂された事がありました。確かに亜硫酸塩は摂取しすぎると頭痛の原因となることがありますが、ワインに含有できる分量...
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ニュイ・サン・ジョルジュ(Nuits-Saint-Georges)

ニュイ・サン・ジョルジュ(Nuits-Saint-Georges)は、フランス、ブルゴーニュ地方、コート・ド・ニュイ地区にあるワイン生産地である。コート・ド・ニュイ地区においては商業都市としても栄える町である。グラン・クリュは無いが、プルミエ・クリュが多く秀逸なワインを生む。 コミュナル(村名ワイン) ニュイ・サン・ジョルジュの町の南北にブド...
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【特級畑】グラン・エシェゾー(Grands-Echézeaux)

グラン・エシェゾー(Grands-Echézeaux)は、フランス・ブルゴーニュ地方のフラジェ・エシェゾー村(Flagey-Echézeaux)にあるグラン・クリュ(特級畑格付け畑)であり、この畑から収穫されたブドウ(ピノ・ノワール)で作るワイン銘柄です。 この村の村名ワインはAOCにおいて「ヴォーヌ・ロマネ村」として出荷されるため、一般的にはヴォ...
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ワインの個性を決定づける重要な概念「テロワール」とは?

ワインを楽しむためには欠かせない重要な概念として「Terroir(テロワール)」という言葉があります。テロワールは、フランス語で「大地」を意味し、ワインにおいては原料となるブドウが育った土壌や気候などの自然環境、あるいはバックグラウンドのことを総合して「テロワール」といいます。 ブドウは自然環境に左右されやすい ブドウの木は時には樹齢...
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サントネー(Santenay)

サントネーは(Santenay)は、ブルゴーニュ地方、コート・ド・ボーヌ地区にあるワイン生産地です。コート・ド・ボーヌ最南端の丘陵の村。ミネラル多い秀逸なワインが生まれることで知られています。 コミュナル(村名ワイン) サントネーのコミュナル(村名)のA.O.C(原産地呼称ワイン)は、赤・白が認められています。 ピュリニー・モンラッシェやシ...
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スパークリングワインの飲み残しと保存方法

シャンパンなどのスパークリングワインは、開栓したまま長時間放置すると炭酸が抜けてしまうため、なるべく早めに飲みきってしまうのが理想です。しかしどうしても残ってしまった場合は、スパークリングワイン用のストッパーで蓋をして冷蔵庫で保存しましょう。翌日くらいまでは楽しめます。 スパークリングワインのコルクは太いため、一度開栓してしまうと、瓶口へ戻す事...