グラーヴ地区の格付けは、メドックの格付けからおおよそ100年後の1953年に制定されました。他の地区と異なり格付けに階層はなく、赤ワイン・白ワインの両方が格付けの対象となっています。
シャトー・オーブリオンはグラーヴ地区とメドック地区の両方で格付けに選ばれています。メドック地区で格付けが制定された1855年当時からオーブリオンは地方随一のワインを作ることで有名だったため、メドック地区以外から唯一格付けに加わったためです。
グラーヴの格付けシャトーのA.O.Cはすべてペサック・レオニャンで、制定から6年後の1959年に一度だけ見直しがなされていますが、それ以降は見直し変更はありません。
格付け制定年 | 1953年 |
対象のワイン | 赤ワイン・白ワイン |
階層 | 1階層 |
格付けシャトー数 | 合計16シャトー |
変更の有無 | 1959年に見直しあり |
赤ワインのみが格付けされるシャトー(合計7)
下記の7シャトーは赤ワインが格付けに選ばれています。
赤・白両方が格付けされるシャトー(合計6)
下記の6シャトーは赤ワイン、白ワインの両方が格付けに選ばれています。
白ワインのみが格付けされるシャトー(合計3)
下記の3シャトーは白ワインが格付けに選ばれています。
ラベル | シャトー名 |
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Château Couhins シャトー・クーアン | |
Château Couhins Lurton シャトー・クーアン・リュルトン | |
Château Laville Haut Brion シャトー・ラヴィユ・オー・ブリオン |