カルネメーレの産地と特徴

【カルメネーレ(Carmenere)】主にチリで栽培されている黒ブドウ品種です。

絶滅したと考えられていた

カルメネーレの原産地はフランスボルドー地方。19世紀にヨーロッパ全土でフィロキセラが流行した際、新たな栽培地を求めフランス人の手によりチリにいくつかのブドウ品種が持ち込まれました。

しかし、チリでは長い間カルメネーレをメルローと混同されており、また原産地のボルドーでも栽培されなくなったことから、すっかり絶滅したものと考えられていました。

それが近年になってDNA鑑定により、チリでメルローとされていた品種の中に、カルメネーレが現存していることが判明。現在ではチリ特有のブドウ品種として人気も高まっています。

主要生産地

チリこの国ならではの品種として近年人気を博している。力強いワインに仕上がる。