シャンボール・ミュズニィ(Chambolle-Musigny)

シャンボール・ミュズニィ村(Chambolle-musigny)は、ブルゴーニュ地方、コート・ド・ニュイ地区にあるワイン生産地である。繊細な赤ワインを生む産地として知られ、ブルゴーニュで最も女性的なワインと讃えられる。

コミュナル(村名ワイン)

コミュナル(村名)のワインタイプは、赤のみがA.O.Cとして認められている。

コミュナル(村名ワイン) ワインタイプ
シャンボール・ミュズニィ
Chambolle-musigny
赤のみ

プルミエ・クリュ(第一級格付け)

シャンボール・ミュズニィ村には合計24のプルミエ・クリュがある。プルミエ・クリュはラベルには「村名+(第一級)畑名」のように記載される。代表的なプルミエ・クリュに、下記のようなものがある。

主なプルミエ・クリュ
Chambolle-musigny Premier Cru
(1er Cru)(赤・白)
レ・ザムルース
Les Amoureuses
レ・シャルム
Les Charmes
レ・クラ
Les Cras
レ・プラント
Le Plantes
レ・フュエ
Les Fuees
オー・コンボット
Aux Combottes
他 合計(24)

「レ・ザムルース」は特級ミュズニィのすぐ下に位置し、ワインの個性も似ている。プルミエ・クリュの中でも特に人気が高い。

グラン・クリュ(特級格付け畑)

シャンボール・ミュズニィには2つのグラン・クリュ畑がある。

グラン・クリュ
Grand Cru ボンヌ・マール(赤)
Bonnes-Mares
ミュズニィ(赤・白)
Musigny
合計(2)

ボンヌ・マール

「ボンヌ・マール」は隣接するモレ・サン・ドゥニにまたがっている。A.O.Cは赤のみ。敷地は大半がシャンボール・ミュジニー側に属する。肉付きの良い赤ワイン生み出す。

ミュズニィ

ブルゴーニュで最も繊細で女性的な赤ワインを生み出す、この村の象徴である。

ミュズィニの白ワイン

「ミュズニ」は赤ワインと共にコート・ド・ニュイのグラン・クリュで唯一白ワインもA.O.Cとして認められている。

ミュズィニの白ワインは、同グラン・クリュの最大の所有者であるコント・ジョリュジュ・ド・ヴォギュエが、極わずかシャルドネを植えて作っている。ただし、過去にブドウの木を植え替えてからまだ年月が経過していないことと、ヴォギュエ自身が樹齢35年以上のブドウ木以外では「ミュズニィ」を名乗らないことをポリシーとしており、現在は「ブルゴーニュ・ブラン」として販売している。生産数量が非常に少なく、世界中の愛好家が取得しあうこともあり、市場価格は数万円を超える最も高価なブルゴーニュ・ブランとして有名である。