ポルトガルワインの主要生産地と地図

 

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ドウロ河の流域で酒精強化ワイン「ポート」が作られる

ポルトガルは、夏は高温で昼夜の寒暖差も大きく良質なブドウが育ちます。雨が多いため地域によっては日本と同じように棚式のブドウ栽培も行われています。

ポートやマデイラのように酒精強化ワインが有名ですが、スペインとの国境にあるヴィーニョ・ヴェルデのスティルワインなども知られています。

主要生産地の地図

産地概要
Vinho Verde(ヴィーニョ・ヴェルデ)ポルトガル最北部の大西洋沿いの産地。ヴィーニョ・ヴェルデとは「緑のワイン」を意味する。微発泡で若々しいワインの他、近年ではアルバニーリョ種を使ったワインが辛口白ワインが生産される。
Porto e Douro(ポルト・エ・ドウロ)スペインのデュエロ河から続くドウロ河上流部に続く産地。酒精強化ワイン「ポート」の他、スティルワインも作られる。
Dão(ダン)生産量の約80%が地場品種から作られるドライな赤ワイン。
Madeira(マデイラ)リスボンの南西1,000kmの大西洋上に浮かぶ島。酒精強化ワインの「マデイラ」が作られる。